独り言をぶちぶちと…。


by boozer_from_hell
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カテゴリ:歌舞伎( 24 )

團菊祭五月大歌舞伎

予告通り、團菊祭五月大歌舞伎の感想をば。
今回観に行ったのは、夜の部でした。

① 傾城反魂香 将監閑居の場
以前、このお芝居を見た時は、吉右衛門丈の又平、雀右衛門丈のおとくで泣かされたんですが。
今回は三津五郎丈の又平、時蔵丈のおとくでした。
そしてまたもや泣かされました。ちょっと悔しい。
月初に幕見で見た時より、又平の吃りっぽさが増量してた気がするので、きっと公演期間中にめきめき上達したんでしょうね。
あと、最後の引っ込みがナシだったのがちょっと驚きでした。

保名 / 藤娘
菊之助丈の保名ですが、私はこの舞踊を観るのが初めてでした。
それなのに。
許嫁の死によって狂ってしまった安倍保名を熱演していた菊之助丈でなく、清元延寿太夫の色黒っぷりに目を奪われてしまいましたよ。肝臓でも悪いんですかね。

海老蔵丈の藤娘は、観ていて自分が男のような気がしましたよ。
だって、海老サマったら可愛いんだもん。
笠のヒモを噛んでる姿を見ては、「そのヒモになりたい…」(←変態)と思ってしまうし、人差し指で突つく真似などされて勝手に悶絶したりしましたよ。
客席への挨拶の時に、袖で顔を隠してから、隙間を作って袖の間から顔を覗かせる仕草も、寝転んで上目遣いする姿も、俺が男だったらなぁ…と思ってしまうほどの可愛さでした。
当然、頭のどこかでは「この人は男! 実際は坊主頭だし、顔の輪郭も男っぽいし…」とは思ってるんですけどね。そこいらの女が同じ格好しても適わないと思うわ。

黒手組曲輪達引
助六のパロディということですし、助六を演じるのが菊五郎丈ですし、さぞ無茶をしてくれることだろうとは思っていましたが。
まさか歌舞伎の舞台で「ツァラトゥストラかく語りき」(ボブ・サップの入場曲って言えばわかるかしら?)が流れてくるとは思いませんでしたよ。
挙げ句、黒御簾からは仲間由紀恵の「恋のダウンロード」(三味線ヴァージョン)が…。笑い過ぎて涙が出そうでしたよ。
さて。
お芝居は面白かったんですが、紀伊国屋文左衛門を演じる梅玉丈の声の小ささが気になりました。いつもあんな感じでしたっけ?
今度は是非、新左衛門を弥十郎丈で上演して下さい>松竹さん

という感じだったんですが。
私は、海老蔵丈の藤娘だけでも満喫でした。
この舞踊も私は初めて観たんですが。
林マリコも日舞の発表会でやったらしいけど、完全に犯罪だなと思いましたよ。ご本人は美人になったつもりでしょうけど。
この種類の可愛さが出せる人とは到底思えませんわ。
などと、女性ホルモンの働きが悪い私に言われる筋合いはないでしょうけどね。

女をやめようかと思うほど(歌舞伎を観に行く度に思ってるけど…)海老サマが可愛かったので、明日にでも酵素風呂に行って肌を磨いてきたいと思いますです。
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by boozer_from_hell | 2006-05-26 21:24 | 歌舞伎

英高級紙ガーディアンに、市川海老蔵丈のインタヴューが載っていました!

英国公演に向けての宣伝のようですね。
この記事を書いてる人は、完全に海老様の虜のようですよ。
ということで、毎度下手くそな訳でアレですが、お楽しみいただければ恐悦至極に存じます。



ザ・カブキキッド

ジュディス・マックレルが、400年の歴史を揺さぶろうとしている、日本女性の憧れの的・市川海老蔵に会った。

日本の南西部にある琴平の19世紀に建てられた木像劇場で、金と黒の着物を着た男が、ゆっくりと大股で舞台に向かう。観客は皆、400年の歴史を持つ舞台芸術である歌舞伎の熱心なファンで、彼の成長を追う喜びに興奮し喜んでいる。形式的な舞台化粧の下でも、観客は28歳になる最も若く魅力的なスター・11代目市川海老蔵を難なく見分けられる。

数百マイル離れた東京では、海老蔵のオーラは更にドラマチックなスケールで示されている。ネオンがきらめく渋谷プラザの輪状のチャリティーの広告だ。そこに載っているグロッシーなスポークスマンが海老蔵だ。完璧な楕円形の顔からはファッショナブルな無精髭、ニットキャップを剃りあげた頭に深く被っている。

海老蔵のプロフィールの力を誇張することは難しい。17世紀後半に初代團十郎が創始した市川家の御曹子で、彼は歌舞伎界の名門貴族だ。しかし彼はまた、テレビや映画にも出演するスターで、伝統とは別の平行したカメラの前のキャリアも歩んでいる。最近では、歌舞伎の舞台で75ポンドも出して海老蔵を見ようという熱心なファンはティーンエイジのファンが多く、サインを求めたり、私生活の恋愛をゴシップ誌で追いかけて彼を悩ませている。

琴平でこの役者にインタヴューする際に来てくれた通訳は圧倒されていた。海老蔵はウィリアム王子の王室的魅力とトム・クルーズのセレブリティを両方体現しているように見えた。それでも彼自身は、過去3週間毎日2公演を勤めた緊張から疲れていたが、彼の普通さを伝えるのに非常に熱心に見える。彼はまた、意外なほど快くアジェンダの一番上に個人的な感情を載せて見せた。市川家を背負う後継者であることに関する私の質問をあらかじめ除いたのだ。

「産まれた瞬間から」彼は言う「進路は決まってたからね。家族全員が俺が役者になることを期待してたね。」彼が稽古を始めたのは3歳の時で、初舞台は5歳で、父・12代目團十郎と一緒に出た。最初は、舞台によって彼の子供時代はそれほど混乱していなかった。彼の通っていた学校には他にも歌舞伎役者の息子達が何人か生徒として通っていた。「体育の時に、舞台の後で足がまだ白くても大丈夫だった。誰も俺をいじめたりしなかった。」しかし、ティーンエイジャーになる頃には、彼は無理強いされた使命の制約に反抗するようになった。「普通のことがしたかったんだよね、」彼は言う。「俺のために用意された将来は欲しいと思わなかった。今でも、素晴らしい歌舞伎役者になりたいと思うけど、自由を捜してる。矛盾してるけど。」

しかし、自由な瞬間を、歌舞伎を職業としながら見つけることは困難だ。この芸術は男性の縄張りであり続けており(女性は1629年以降禁じられている)、役者には疑似修道院的な献身が求められている。海老蔵はこう説明する。「歌舞伎役者は伝統的には、癌であっても骨折してても年間360日働くんだよ。俺も手首の骨が折れたまま舞台に立った。こういう過程で弱気になる人もいるけど、おれたちは」ー彼はちらりと自信を覗かせるー「精神的に凄く強くなるんだよね。」

この役者の仕事量には、歌舞伎の唄うような発声と洗練された演技法に必要なスタミナを考えると、非凡なものがある。男女両方の役をする海老蔵のような人にとっては、大変なことだ。「女形」としては体を能書のような傾いた動きができるよう、型に入れるような真似が出来なければならないし、市川家の有名な家の芸である「荒事」(文字通り、ワイルドなスタイル)のマスターとしては、貫禄ある喧嘩っ早い態度で敵と睨み合い、歌舞伎ではヒーローの自我を表す寄り目での空威張りのみでコミュニケートしなければならない。

舞台に立つ海老蔵を見ていると、彼がこれほど形式的なパフォーマンスから、最近のテレビでの侍役や第二次大戦映画での日本軍パイロットの役までをこなせることが特別なことに思える。彼はカメラの前で演技することが「大きなカルチャーショックだった」と認める。「最初はやりづらかったけど、全身で演技しないことを身に付けなきゃならなかった。」しかし、成功することが彼にとっては大事だった。この平行したキャリアを通じて、彼はいつも切望してきたわずかな自由をかき集めているのだと言う。

解放を楽しむのと同じ様に、海老蔵は主張する「俺のキャリアで一番大事なのは、ずっと歌舞伎であり続けると思う」。彼は自身の名声が、歌舞伎の評判をより若い観客の間で上げるのを助けられると確信している。そして彼は歌舞伎を現代の世界により近付けたいと望んでいる。ーそしてこの聖戦において彼は強力な兵器なのだ。

歴史の本はにおしなべて、歌舞伎に於いては何世紀も厳密に女性の役者が排除されて来たと書かれている。しかし、海老蔵は、100年前に市川家の女性達が歌舞伎の舞台に出ていたことを明かした。恐らく才能のある男性の後継者が不足していたのを一時的に補うためだったのだろう。市川家の権力は強大なので、海老蔵が言うには、彼らは今でも公式に女性排除から免除されている。海老蔵はこの特権を利用しようと決心している。「娘が出来たら、」彼は言う、「舞台の世界に付いて来てもらいたいね。」歌舞伎の女性スター。潔癖な保守派にしてみれば、それは革命であろう。海老蔵の映画やテレビでの人目を引く名声など取るに足らないものとして色あせるだろう。


このように海外メディア相手に野望を語ったらしい海老蔵丈ですが…
とりあえず、はじめに突っ込んでおこう。

つーか、娘なら既にいるじゃねぇか!

あと、子供のうちは女の子でも舞台に出てくるよね。市川家でなくても。
というか、むしろ歌舞伎の家の子じゃない子役の方が多い気がする。

ともかく、今回の翻訳作業は、英文から海老蔵的な喋りを想像するのが楽しかったです。
完全に私の勝手な好みで一人称は「おれ」にしちゃいましたけど…
相手がガーディアンだしねぇ。宣伝でもあるようだから、真面目な話してるし、実際は「わたし」だの「ぼく」だの「です」「ます」で語ってたかもしれないなぁとも思ってたりします。

100年前に歌舞伎の舞台に出てた女がいたっていうのは驚きですね。
しかし市川家の権力で女を出すんなら、「娘」とか言う前に、智英子ちゃん(妹)を出したらいいんじゃないのかしらね。
私は松某女さんより智英子ちゃんの方が可愛いと思うんだけど。
まぁ、歌舞伎界の娘では仁左衛門さんとこの京子さんが一番綺麗だと思うけども。
いくら顔かたちが綺麗でも、雀右衛門さんと比べられても平気な女なんているんですかね?
あ。
若村麻由美姐さん。ってのはいかがでしょう、海老蔵さま。
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by boozer_from_hell | 2006-05-24 22:35 | 歌舞伎

シアターコクーンにて東海道四谷怪談「南番」を観て参りました。
この劇場には私は初めて入ったんですが、狭いですねぇ。
歌舞伎座の広さを当たり前だと思ってたんですが、どこかの区民ホールかと思うような狭い舞台でした。花道もないし。
お芝居が始まってみたら、花道があろうとなかろうと関係ない作りにしちゃったのも面白いかも、と思ったりもしましたけど。

えー、ちなみに私のお目当ての弥十郎さんは、今回は直助という悪党の役をなさってました。
前回このお芝居を歌舞伎座で観た時は、按摩・宅悦の役だったですが、この役は今回は亀蔵さんがなさってました。(小声で)やっぱ弥十郎さんの方が巧かったなぁ。
ちなみに、歌舞伎座の時の直助は三津五郎さんで、お袖さんは福助さんでした。
「三津五郎と福助が近親相姦」の方が、「弥十郎と扇雀が…」よりリアルに感じるのは私だけでしょうかね? 弥十郎さんの人柄のせいかしらね。
あ、あと仏壇返しがなかったんですよ。いつ出るかいつ出るかとテカテカしてたのに。

最後まで観て思ったのは「おっさんら頑張ってるなー」ってことでした。
特に橋之助。40代になって、日に2回あの立ち回りは相当キツイだろうなー。
「北番」はもっと楽なのかしら?
相変わらず色気のある悪役で、凄く素敵でした。
歌舞伎座の時も思ったけど、最後に伊右衛門が斬られるのを見ると何故か悲しくなるんですが、私だけですか?

それから、七之助の女形は久々に観たけど、結構キツイものがありますな。
顔立ちも声も尖り過ぎというか。立役の方が違和感ないと思いますです。

勘三郎のお岩さまも良かったですよー。同情を誘う名演技でした。
相変わらずカツゼツが悪くて、日本語なのに脳内同時通訳が必要だったですけど、そのへんはまぁ私は慣れてるのでOKでした。

コクーンには、また行くことがあるのかなぁ。ないかもなぁ。
そんなことを思いつつ、着物で出かけたのですっかり疲れ果てました。
風呂入って寝るべ。
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by boozer_from_hell | 2006-04-20 22:19 | 歌舞伎

デジャヴ?

のりあきさん、またですか?
という気持ちになったのは私だけではないと思ったこのニュース→勘三郎 米倉との密会バレて修羅場?

気になって2ちゃんねるの伝統芸能板を見に行ったら、地味に盛り上がってましたよ。

笑ったのが、米倉涼子は襲名に弱いんじゃないか→ということは、次の獲物は藤十郎!?という説。
また出るのか!? 人間国宝の露出写真。

あと、勘三郎が海老蔵と付き合う女優といちいち噂になる→ということは、実は勘三郎の狙いは海老蔵!?という説も笑ってしまったです。
勘三郎は海老蔵の襲名披露で、「楽屋で相撲をとったら、先輩なのに投げられた」とか言ってたけど、相撲じゃなく単純に迫って拒絶されたって話だったら気持ち悪いなぁ…。
つーか親戚だろおめーら、って話ですよ。

えー、来月コクーン観に行く予定なんですが…何か評判悪い?
弥十郎丈を見て癒されたいから、どちらにせよ行くけどさ。
ちなみに、パルコに行かないのは、染五郎が厭だからでございます。
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by boozer_from_hell | 2006-03-28 23:14 | 歌舞伎

聞こえる…

米倉涼子、市川海老蔵と破局

このニュースを見た途端、「歌舞伎ファンの安堵の溜息が聞こえるようだ…」と思ってしまいました。
海老サマの襲名披露を見に行った時、売店の前で聞こえよがしに
「(襲名披露記念)グッズとか買って成田屋さんの借金がなくなったら、アレ(米倉)が嫁に来ちゃうんでしょ? だったら買わな〜い!」
と言っている女性を見かけた事があるんですよね…。
気持ちはわかる…と思わず半笑いでその場を通り過ぎた私だったんですが。
あれって、よく考えると営業妨害だよなぁ(笑)。
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by boozer_from_hell | 2005-12-07 23:46 | 歌舞伎

銀幕に海老様。

海老蔵「期待に応える」神妙映画デビュー

取り上げるの遅くなっちゃったけど、スクリーンデビューなさるんですねぇ、海老蔵丈。おめでとうございます!
誰とは言わないけど、誰かさんみたいに『シベ超』シリーズで銀幕デビューするようなことにならなくて何よりです(笑)。

歌舞伎俳優市川海老蔵(27)がスクリーンデビューを飾る映画「出口のない海」(佐々部清監督、来秋公開)の製作発表が3日、都内で行われた。「半落ち」などの作家横山秀夫氏が手掛けた原作の同名小説は、50万部を超えるベストセラー。戦争で死ぬ運命と知りつつ最後まで夢を捨てない、元甲子園優勝投手の特攻隊員の姿を描く。主演の海老蔵は「分からないことだらけですが、ここにいる皆さまのおっしゃることを僕なりに理解して皆さまの期待に応えたい」と神妙な顔つきで話した。「髪形をその都度変えると、床山さんに迷惑を掛ける」とここ数年、丸刈りだが「もう少し髪を伸ばして、あと少しやせようかなと」と万全の態勢で臨むつもりだ。
 父親の市川団十郎(59)は急性前骨髄球性白血病の再発の疑いで8月末から入院中。病状について「えっ、分かんない。大丈夫です」とだけ答えた。10月下旬にクランクイン。脚本は山田洋次氏が手掛ける。

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それにしても、暫く巡業している間にまた凛々しくなりましたねぇ。
とっとと撮り終えて、早く歌舞伎座に顔を出してくれろ。
生海老様をもう何ヶ月も見てないので、禁断症状が!(大袈裟)
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by boozer_from_hell | 2005-10-12 23:26 | 歌舞伎

九月大歌舞伎

ということで、懸念していたよりは客席も何とか埋まっていた歌舞伎座でした。
(でも、私の後ろの列はブチ抜きで4席空いてた…)
平日昼だからなのか、かつて経験したことのないレベルで平均年齢が高かったです。
とりあえず、歌舞伎ファンが集団で不幸に、という不吉な出来事は起こっていない模様です。というか、むしろ若い俄ファンが潮が引くように消えて行ってるのかも? おお怖。
そんなこんなで、レヴュ−行ってみよー。

1. 正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)
すんません、またもや遅刻して見逃しましたぁっ。

2. 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 賀の祝
松王丸、梅王丸、桜丸の三兄弟の話は、こないだ勘三郎襲名の時に「車引」を見て以来二度目ですが…。かなり苦手な話かも。
今回は、仲の悪い三兄弟が父親が70歳を迎える賀の祝で鉢合わせする話…いや、桜丸は鉢合わせないんだけど。
ちなみに、露悪的な松王丸は橋之助丈、正義感の強い梅王丸は歌昇丈、そして薄幸そうな桜丸が時蔵丈でした。
途中、桜丸の身の処しかたを語り合う場面で眠くてたまらなくなってしまいましたよ。
関係ないけど、三兄弟の嫁が全員一緒に出て来るんですが、桜丸の嫁(福助丈)だけが凄くお嬢な格好で、他のふたり(芝雀丈&扇雀丈)の所帯じみた着物姿と明らかに差を付けられてたのが気になりました。確かに桜丸夫婦は見せ場多かったけども、人妻があの格好ってアリなの?

3. 豊後道成寺(ぶんごどうじょうじ)
大正生まれの女形、雀右衛門丈が清姫を踊る、清元の道成寺です。
長唄の「京鹿子娘道成寺」と違って、小道具を扇子くらいしか使ってませんでした。
そんな中でも衣装の引き抜きとかの見せ場もあったわけですが。
雀右衛門丈が!
お爺さんには見えないんですわ。せいぜいお婆さん。何なんですかあの色気は…。年齢も年齢だから動きにキレはないし、ちょっと手が震えてたりとかお年寄りらしいところもあるにはありました。が!ちょっと振り返ったりされると女の私が何故かドキッとするですよ。
しかも可愛いときてる。中身は爺さんだけど、私が同じ格好して同じことやってもあんな色気は絶対に出ないし出せない。く、悔しい…。完敗です。
最後に蛇睨み(勝手に命名)もなさってましたが、迫力ありましたー。怨念を感じる、楳図かずおの漫画みたいな目になってましたよ…。役者さんて凄いなー。

4. 東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)
本日のメインイベントでした。
富十郎丈の弥次さんと吉右衛門丈の喜多さんという凸凹コンビで、終いには尾張地球博の場まで行っちまうという見事なドタバタパロディー舞台でした。
スリのコンビに福助丈&信二郎丈。敵討ちコンビに芝雀丈&東蔵丈(谷啓チックな老僕役、ハマってました!)。巫女とその弟子に声真似でお馴染みの歌江丈&京蔵丈。という、比較的地味というか堅実なキャスティングでしたが、皆さん楽しんで演じてらっしゃるのが伝わって来て凄く良かったです。
富十郎丈も吉右衛門丈も声がいいので、何だかウットリでした。
関係ないけど(関係ないことばっか言っててすんません)、筋書に書いてた十返舎一九(東海道中膝栗毛作者)の辞世の句がツボでした。

「この世をば どりゃおいとまに せん香の 煙と共に 灰左様なら」

辞世の句で駄洒落…。余裕かましてて素敵。
私も颯爽とくたばりたいです。
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by boozer_from_hell | 2005-09-20 23:30 | 歌舞伎

9月大歌舞伎

9月大歌舞伎のチケットの売れ行きが芳しくないとの噂を小耳に挟んだので、チケットWeb松竹で一等席一枚買ってみました。
売れ行きイマイチったって、吉右衛門丈出るし、もう初日とっくに過ぎてるし、あんまりいい席ないんだろうなーと思いつつ行ってみたら。
売り切れが出てるのはたった1日だけ。昼の部は毎日空席ありですよ!
松竹大丈夫かー?と思いつつ購入してみたところ…

1階6列目中央花道寄りの席が取れてしまいました…

私が歌舞伎座の株主だったら、今頃卒倒してますよ!
確かに平日昼だから、空席があってもいいとしましょう。
演目は派手な方だと思うけど、確かに配役はかなり地味めだな。
それでも、上演1週間前の手配で6列目に空席があるって…どゆこと!?
歌舞伎ファンのお年寄りが次々とお隠れあそばしてるのかと不吉な想像をしてしまいましたよ。

そんなわけで、来週は仕事を休んで歌舞伎座です♡ わくわく。
自称若手歌舞伎ファンとして、空席の多い公演でも張り切って観に行って来ます!
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by boozer_from_hell | 2005-09-08 23:59 | 歌舞伎
だいぶ今更な感じですが、5・6月の歌舞伎座で見たお芝居のレヴュ−を。

十八代目中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎

昼の部を3階席から観劇しました。

①菅原伝授手習鑑 車引
 遅刻したので、三兄弟(勘太郎・七之助・海老蔵)が舞台で見栄切ってるところからしか見てません…。それにしても、歌舞伎には多いよな、仇討ちされる人が「後でちゃんと受けて立つから!」とか言い包めて終わるの…。江戸っ子はこれで満足だったのかしら?

②芋掘長者
 昭和35年以来の上演だったそうで…。親でも見たことのない芝居ってことだなぁ。そもそも親は歌舞伎見ないけどさ。
 さて、肝心の内容はというと、三津五郎丈が舞など舞えない芋掘藤五郎を、橋之助丈がその友達で舞の上手い治六郎を、藤五郎が恋い焦がれる緑御前を亀治郎丈が演じる舞踊コメディ。
 三津五郎丈の「下手な舞」の上手いことと言ったら!橋之助丈が「僕の方が踊りが上手い役というのが困る」とおっしゃったそうですが、困るどころかとっても良い引き立て役になってましたよ。
 緑御前が藤五郎を気に入ったと言い出した時に、他の役者さんが「えぇー!?」と驚く時の言い方が凄く現代的なのが、良いと思いました。芋掘り踊りの振付けもとっても可愛くて、私も覚えたい!と思いましたよ。

③弥栄芝居賑 中村座芝居前
 口上のかわりに、江戸の芝居小屋(中村座)の前で襲名のお祝いをしている様子を芝居仕立てで見せる一幕でした。
 両花道に役者がずらーっと並んでお祝を言うのは圧巻でしたねぇ、殆ど見えなかったけど(笑)。声で「あっ、菊之助!」とか当てるのは楽しかったですよ。
 ちなみに、名子役の清水大希くんが中村屋の部屋子になったことがここで発表されました。以後は中村鶴松と名乗るそうです。以前から大希くんは凄く「歌舞伎好きでやってます!」って感じがしてたので下手な御曹子よりモノになるんじゃないかと勝手に思ってます。今後が楽しみ。

④梅雨小袖昔八丈 髪結新三
 以前、テレビでニ幕目だけ見たことがあったですが、勘三郎丈の新三もよかったっすよー。そして家主を演じた三津五郎丈は本当に楽しそうでした、つーか相当おいしい役ですね、あれは。
 あー、思い出した。染五郎ファンが上演中にも拘らずぐだぐだ喋ってて五月蝿かったですよ。それで元々好きなところなどない染五郎の芝居がますます諄く感じられたです。後味悪かったなー。


六月大歌舞伎

またもや昼の部。今度は二階席。

①信州川中島合戦 輝虎配膳
 遅刻して見逃しました…。

②素襖落
 以前、橋之助丈の太郎冠者でこの舞踊を見たことがあって、とっても楽しかったので大好きな芝居になっていたわけですが。今回の太郎冠者が、なんと吉右衛門丈だということで、この一幕見たさに一等席で見て来ましたよー。
 凄く期待していたんですが…。太郎冠者が酔っぱらいにしてはお上品な感じに見えました。座席が橋之助丈のを見た時より遠かったからかもしれないけど、「もっとハジケた吉右衛門さんが見たかった〜」と思いました。

③恋飛脚大和往来 封印切・新口村
 仁左衛門丈の見事な二役に尽きましたね。この一人二役は初だったみたいで。さっきまでギトギトの悪役やってた人が好々爺で出てくるというのが。しかも好々爺で泣かせる芝居を…。もう「長生きして下さい」以外に言うことはありませんとも!
 しかし忠兵衛と梅川が染五郎と孝太郎…。何だか美しくなかったねぇ。
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by boozer_from_hell | 2005-07-08 02:38 | 歌舞伎

たそがれ

中村獅童にとってベストの選択は何か

記事とは全く関係ないんですが、中村獅童って誰かに似てるとずーっと思ってたんですが、急に思い出しました。
電気グルーヴ×スチャダラパーのシングル「TWILIGHT」を聴いてる最中に。
スチャのアニ(↓)に雰囲気そっくりじゃん!



あー、すっきりした。
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by boozer_from_hell | 2005-05-22 21:25 | 歌舞伎