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独り言をぶちぶちと…。


by boozer_from_hell
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あ〜あ…

失楽園再び「愛の流刑地」映画化

ほんっとガッカリだわ、役所さん。「三匹が斬る」とか、正月の「燃えよ剣」の土方歳三役とか、大好きだったんだけどなぁ。(時代劇ヲタ発言)
あの耄碌小説の映画化に主演ですか…。本気? ねぇ、弱味握られてる?

ところで、日刊スポーツのこの記事書いた方は大きな勘違いをなさってますねぇ。

中年作家と人妻の愛と性を描き、サラリーマンの間で「愛ルケ」と呼ばれて人気を集める一方、過激な性描写が「ビジネス紙にふさわしくない」と賛否両論を巻き起こした問題作。


過激な性描写で論争になってるんじゃないですよ、ちっとも。ネット上で「菊爺(主人公の名前は菊治)下手そう〜」と嘲笑される性描写ですよ。著者の年代の人から見たら過激かもしれんけどさ…。
フォアプレイもそこそこにインターコース、ろくろく会話もしないうえに、おぼこい(という設定の)三十路後半の子持ちの人妻が「すごおい」だの「殺してぇ〜」ですから、どっちかっつーとホラーじみた濡れ場と言えるんじゃないかと。

で。話題になってるのは、主に著者の小説家としての資質ですよ、日刊スポーツさん
。言い換えるなら、著者の恍惚の人ぶり。
人物描写は適当(登場人物にまともな人間がいない)、取材もろくにせず(しても内容を活かせず)、虚偽情報を平気で流し、時系列はめちゃくちゃ、部屋の間取りもおかしい、伏線かと思われる小道具は次々と放置…。
何か「小説の書き方−悪い例」というお題で書いてる小説かと思う出来映えで(まだ終わってないけど…)、痛々しいのですよ。日経新聞が著者に恥をかかせようと悪意を持って放置しているんじゃないかという邪推もしてしまうくらい。

はぁ…それにしても、役所さん。
逃げるなら今だよ! ハリウッドからオファーが、とか言ってさ。
役所さんの年齢になって、相手のある濡れ場ならともかく、ソロ活動のシーンをなさるのはどうかと思いますよ?
ハ−ヴェイ・カイテルでも目指してるというなら止めませんけどね…。
by boozer_from_hell | 2005-12-12 23:52 | 政治・ニュース