役所ファンの安堵の溜息が聞こえる…
2006年 05月 16日
映画「愛の流刑地」役所広司が降板のドタバタ
つーか、「あの原作」で役所広司が一度は菊爺役を引き受けたということが、未だに信じられないですよ。
「失楽園」の縁で断れなかったのかしらね。
渡辺淳一原作、激しいセックスシーンで話題の映画「愛の流刑地」が大ピンチ。主演は役所広司で内定していたが、ヒロインが決まらず、“降板”してしまったという。現在は真田広之の名前が浮上し、ヒロインには黒木瞳の名前が上がっている。公開は今秋予定。話題作のドタバタに配給の東宝も困惑気味だ。
真田広之は受けるのかしら?
ジャージで電車に乗る売れない小説家の役を。
箱根へ行くのに小田原で電車を降りてタクシーに乗る馬鹿中年の役を。
死体をベロベロ舐める変態爺の役を。
独房でソロ活動に励み検事を強姦する想像に耽る、もはや人間ですらない生物の役を。
…改めてストーリーを思い出すだに虫酸が走るわ。
ヒロインにしたって、見事に3人の子供をネグレクトする役だしねぇ。
箱根不倫旅行で子供に買う土産が菓子パンだし。
浴衣にネックレスだし。
不幸ぶってる割に、自力でどうにかしようとする気配が微塵もないし。
まぁ、ナベジュンはこういう
今時、そんな女をヒロインにして興行的に成功するとでも思ってるのかねぇ。
映画化自体を止めるってのが一番賢明だと思いますよ。
原作の出版に関しては、どの程度の修正が試みられているのかは気になりますが。
土台が腐ってるから、小手先の手直しではどうしようもないでしょうねぇ。
さて。映画といえば「明日の記憶」が公開になりましたね。
渡辺は渡辺でも、男前で料理上手な渡辺謙サマの初主演映画。
評判いいですね。評論家連中が、老いも若きも揃って試写室で嗚咽を漏らしていたらしい。
堤幸彦監督、ってところにも興味津々。
ひとりで映画館に行って、心置きなく泣いてこようかな。近いうちに。
by boozer_from_hell
| 2006-05-16 00:01
| 映画&テレビ